ガンツ博士 コミュニティ・オーガナイジング 19日 

鎌田華乃子さんとマーシャル・ガンツ

マーシャル・ガンツ

「リーダーシップとは不確実性の時代に他の人が目的を達成できるように、覚悟を決めることである。」― マーシャル・ガンツ 。

人々の小さな思いの渦を巻き込んで、大きな渦に変えていく。「Yes, We Can ―我々はできるんだ」。

マーシャル・ガンツさんの考えるリーダーシップ "Leadership is about accepting responsibility for enabling others to achieve purpose in the face of uncertainty." 「リーダーシップとは、不確実な世の中で、 他の人が目的を達成できるように覚悟を決め ることである。」

マーシャル・ガンツMarchall Ganz, 1943年 – 、米国ミシガン州出身)は、ハーバード・ケネディスクール公共政策の上級講師及びリベラル・アーツ学部社会学講師。

ハーバード大学を中退し、市民から社会変化を起こす活動家として、非営利団体のトレーナー、オーガナイザーとして活躍した。 米国で、声なき人々を草の根レベルで政策反映させる組織モデルの創始・提唱した第一人者。

1991年に28年ぶりにハーバード大学に復学し、1992年に卒業した。

2008年の米国大統領選挙でオバマ大統領の選挙参謀として、パブリック・ナラティブとコミュニティ・オルガナイジングの手法を用い、初の黒人大統領を勝利に導いたことで有名。

マーシャル・ガンツ (ハーバードケネディスクール)さんの名前を聞いたのは、8年前のオバマが大統領に当選したころです。

今の トランプ・ショックの絶望感とは対象的に、黒人大統領候補のオバマが大統領選で勝ち上がってきたころの米国の熱狂、希望に溢れてた様子を今でも覚えています。

コミュニティ・オーガナイジング

コミュニティ・オーガナイジング

その背景にはマーシャル・ガンツさんがいたとのことです。その手法を体系づけたという「コミュニティ・オーガナイジング」の講習が名古屋で行われるとのことで初めて受講してきました。

人々に行動をとってもらうためには、自分の物語(ストーリーオブセルフ)を通じて、他人と価値観を共有する(ストーリーオブアス)、そうして他人に行動をとってもらって他人の能力を引き出す(ストーリーオブナウ)。先がまったく見えない、模範解答がないような不確実な時代、予測不可能な時代に生き延びて問題を解決していくためには、こうした手法が重要になることがとても感じられました。

マーシャル・ガンツ博士(ハーバード大学)

community organize 20161119 39

鎌田華乃子さんとマーシャル・ガンツ

鎌田華乃子さんとマーシャル・ガンツ


講師の 鎌田華乃子さん、そして講座を誘ってくださった一宮の 田中かつよし さん、ありがとうございました

講師の 鎌田華乃子さん

鎌田華乃子さんらと

参考

関連記事