ホテル ハレクラニ で 朝食をルームサービスでとりました。
とてもゴージャスでおいしかったです。

榊原平 個人の活動やその家族や周辺で活動する人々について紹介するサイトです
ホテル ハレクラニ で 朝食をルームサービスでとりました。
とてもゴージャスでおいしかったです。
2006年9月30日に行った 政策学校一新塾 の名古屋を拠点に集まる同志たちと行った北軽井沢合宿のときの記念写真です。
後列左から、?、近藤(社会システム経営研究所)、白井(社会システム経営研究所)、宮田久司(NPOまちづくり協働研究所、加部隆史(一新塾・理事)。手前の左のから安井(NPOアスクネット)、田中好、高瀬芳、榊原平、
合宿では加部先生のクラシックギターによるバッハなどのバロック音楽の演奏が印象的で記憶に残りました。
一新塾琵琶湖合宿2006夏にて
小布施町 視察参加者:近藤裕己(第9期:納税者の権利プロジェクト代表),山下智也(小牧市議会議員),宮田久司(第12期),田中好(第18期),榊原平(第18期) 以上5名
小牧ICからクルマで出発して中央道、長野道、上信越道を通って小布施町に。長野県内は知事選真っ只中。盆地のため気温は高いが不快な湿度はない。 クルマを小布施町役場に駐車して、町長との面会時刻までの2時間を徒歩で町内を散策。小布施駅(長野電鉄)、商工会議所、高井鴻山(こうざん)記念館、北斎館、おぶせミュージアムを巡る。そして町役場に戻って市村良三氏(小布施町長)と1時間半の面談。その後、ア・ラ・小布施で関悦子氏(取締役事業部長)にお話を伺う。NPO法人しなのぐらしに宿泊し小渕登美子氏(同代表)と牧野富士男氏(小布施国際交流クラブ)にお話を伺う。
小布施は町民にとって「観光地」でない。訪れる人は「観光客」ではなく「来訪者」。町民は観光を「目的」にしてしまうのではなく、生活者(町民)の視点で考え、訪れた人をもてなし、町民自身も気持ちよく生活し、生活者が自主的に「美(び)日常」な生活文化を創造することを目指す。先日、財政破綻した夕張市では、本来は生活者のための手段であるはずの観光が目的となってしまい過剰なハコモノ投資がされたのとは対照的に感じられた。
まちのキャッチフレーズに「北斎のまち」とあるが、まちの本当のシンボルは「高井鴻山」ではないかと。鴻山は幕末維新の激動期に生きた小布施の豪商で江戸や京都に遊学し幅広い教養を習得した文化人で、北斎を小布施に迎え入れて北斎のパトロンとなった。優れた「よそ者」を居住者として受け入れ、もてなし、活動を助け伸びあっていく町民の態度には鴻山の姿があると確信させられた。 ちなみにこの鴻山という人物は、豪商・文化人としての活動の一方で、倒幕の志士や思想家らとも交流し、自ら危険を冒して彼らを匿い維新を推し進めた。維新後は、新政府に対し上申書や建白書を連発するが、多くはなしのつぶてに終わってしまう。認められないという不満から妖怪の絵を書くようになってしまったらしい。政策提言を行う一新塾生の中には、こういう鴻山の生き方に共感できる人が多いのではないだろうか。
鴻山の文化奨励と後援の精神が町民の意識にもあり、町民らは文化活動にとても熱心。わずか4キロ四方の町内には13もの美術館(大半が財団か民間で独立採算)があり、また毎週のように、国際音楽祭・野外コンサート等の演奏会や演劇祭等なにかしらの行事が開催される。実際、小布施町でお話をしたすべての人がなにかの文化活動の主催をされていた。現町長市村氏も大変な演劇好きらしい。