10月15日に、刈谷市歴史博物館 で「深溝松平家展-家忠・忠利・忠房と刈谷-」(10月8日(土)~11月20日(日))を見てきました。刈谷市歴史博物館に来るのは初めてでした。愛知県の無形民俗文化財に指定されている「刈谷万燈祭(かりやまんどまつり)」、野田雨乞笠おどり、大名行列の万燈や山車が常設展示されていました。
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深溝松平とは、松平氏の庶流である武家・華族の一族のことです。松平忠定を祖とし、江戸時代には譜代大名として肥前島原藩を治めました。維新後には華族の子爵家に列しました。深溝松平家は、幸田町の深溝を発祥の地とし、その死後も必ず深溝の菩提寺に遺骸を埋葬するという方針を守りました。これは全国的にも珍しい例で、江戸時代大名の葬儀を考えるうえで重要な事例です。深溝松平家は、徳川家康の天下統一や江戸幕府の支えとして数々の合戦に参加し、多くの武功を挙げましたが、三世代にわたって家康に殉じた悲運の一族でもありました。深溝松平家の歴史や文化財は、幸田町や島原市に残されており、現在も調査や紹介が行われています。
深溝松平家菩提寺 本光寺のあじさい 6月
紫陽花を見に 6月13日に、島原藩主 深溝松平家の菩提寺の幸田町の深溝(ふこうず)の本光寺に行きました。