登別市議会 視察2008

2008-05-16 登別市議会 視察 冨田潤(豊川市議会議員)、近藤幸子(相川町議会議員)、守屋輝彦(神奈川県職員)、榊原平、佐飛宏尚(伊勢新聞社)

登別市議会 視察 2008年5月16日冨田潤(豊川市議会議員)、近藤幸子(相川町議会議員)、守屋輝彦(神奈川県職員)、榊原平、佐飛宏尚(伊勢新聞社)
登別市議会視察 2008年5月16日冨田潤(豊川市議会議員)、近藤幸子(相川町議会議員)、守屋輝彦(神奈川県職員)、榊原平、佐飛宏尚(伊勢新聞社)

議会基本条例 北海道 栗山町 2008年5月視察リポート

山本修司・栗山町町議とともに(2008-05-15)|desc=左から冨田潤(豊川市議会議員)、近藤幸子(相川町議会議員)、守屋輝彦(神奈川県職員)、山本修司(栗山町議会議員)、榊原平、佐飛宏尚(伊勢新聞社)

北海道栗山町/ 議会基本条例 視察 報告

榊原 平 2008年5月15日(木)

1.栗山町の概要と視察の動機

北海道夕張郡栗山町。人口1万4千人の農業の町。隣には自治体の財政破綻で有名になった夕張市がある。 栗山町は平成18年5月に 議会基本条例を制定した。

それからちょうどまる2年。現在,全国から視察者が殺到している。

議会基本条例 北海道 栗山町 2008年5月視察
議会基本条例 北海道 栗山町 2008年5月視察

私の視察参加の動機は,栗山町は議会基本条例を制定することで住民の意識がどう変わったのか知りたい,また現在,地元の安城市でかかわっている自治基本条例策定のヒントを何か得たいと思ったからである。 

2.視察の様子

今回の視察グループの有志メンバーは次の6名。冨田潤(豊川市議会議員),守屋輝彦(神奈川県職員),近藤幸子(神奈川県愛川町議会議員),佐飛宏尚(伊勢新聞社),相川元晴(日本未来リーグ)そして私,榊原平。我々グループの他に全国の9つの市議会からの視察団が訪れ,総計84名もの視察者がおり,会場は満員状態だった。視察説明会には橋場利勝議長と議員2名(一人は共産党系女性議員)によってパワーポイントを使った説明が行われた。

北海道/栗山町 議会基本条例 視察
北海道/栗山町 議会基本条例 視察

3.栗山町議会基本条例の特色

栗山町議会基本条例の特色を抜粋すると次のとおりである。

  • 一般質問での一問一答方式の採用(条文として明文化) 
  • 議会報告会(住民との意見交換)
  • 一般会議 ・[color=fuchsia]「請願および陳情」[/color]を住民からの[size=18][color=darkred]政策提案[/color][/size]と位置づける。また提案者からの意見を聞く機会を制度化。 ・議員同士の自由討議、反問権の拡大(首長側の[size=22]逆[/size]質問) 

日本の各地自治体では,議会の活性化策として,定数削減などが行われている。しかし,単純に議員の数を減らすだけではなくて,議員が発言力コントロールをもてるよう,議員自身がもっと$+1勉強$すべきであるという。 現在,栗山町では議会基本条例が

最高規範として位置づけられている。自治基本条例はない。 議会基本条例の効果として,議員に[size=18][color=maroon]緊張感[/color][/size]が生まれ,市民から–無駄な陳情なくなり–,[size=18][color=darkred]地域経営[/color][/size]の視点で町制運営が行われるようになったそうである。 議会基本条例で取り入れられたしくみは次のとおりである。

(1)議会報告会

年に3,4回議員自ら町内各地で議会での審議内容について町民に報告をし,町民の質疑に議員自らが回答をする。 町政全体が質問されるので議員は[color=red][font=22]必死[/font][/color]に勉強するようになる。議員自身の後援会報告会と議会報告会とでは性格が異なる。報告会では,議員は自身の党派や信条とらわれることなく,市制の立場で説明・答弁を行う。

(2)一般会議

議会が必要なときに町民や執行機関と自由に意見交換することができる会議。住民から要望されたときに開催。参加人数に応じて議員が参加する。

(3)自由討議

 質疑が終わった後,動議か議長判断で,議員同士の自由討議ができる。これまでは,本会議等では議員が町長等に質疑したあと,議員が賛否を明らかにして賛同を求める討論を行い,採決を行っていた。町長提案の議案について,議員同士で議論を交わす場はなかった。

(4)反問権

議員の質問に対して,町長等が論点整理のための逆質問ができる。何を聞かれているのかわからないまま,長々細々と答弁してしのごうとするようなことのないようにするのが目的。 実際は,この程度の反問は今までも行われていたが,明文化し規則上もできるようにしたものである。

北海道/栗山町 議会基本条例 視察: 冨田潤 豊川市議

4.議会基本条例制定後の変化

(1)総合計画に議会側から対案

修正案を実現 総合計画の原案(行政側が作成)に議会としての対案作成(全国初)し,修正を実現する。以前ならコンサルに頼んで作らせた総合計画であるが,当初,審議会に議員2名を委員としてだしていた。途中からやめにして,議会で独自に調査研究し策定。審議会の前で説明し議会側の対案を採用させる。総合計画は栗山町の哲学であるという。また「夕張になりたくない」との想いで,総合計画には町債残高の推移予測を掲載する。

(2)議会での予算案修正

行政から上程された予算案(原案)において土地開発公社の債務保証額5億円を議会側で1億円に圧縮を実現。反対意見もあったが,対案で上げてくれと迫り,押えこむ。予算案の審議は自由討議で行う。

(3)市民力アップ

無理な陳情が少なくなっている。市民力は以前と比べてあがっている。夕張が隣にあり,実際に栗山町は夕張と密接であるので財政問題には神経質であるという。こうした議会改革が実際に「市民力アップ」に繋がっている。

◆なぜ栗山町で改革ができたのか?

会派がないこと。会派に拘束されることなく,それぞれの議員が個別に問題意識をもつ。

2元代表制(首長も議員も住民から直接選ばれる)を強く意識する。行政(市長)と議会は協力しつつも互いに競い合う関係であるという。 [color=sienna][size=18]議長[/size][/color]と[color=teal][size=18]議会事務局[/size][/color]の#red$+1リーダーシップ$#が議会基本条例を制定させた。全国的に見れば,大抵,議会の議長職は権力のたらい回し。町議会のインターネット中継は議長が進める。「議員は部落の代表」というのを取っ払いたかったという。(議会基本条例は神奈川県議会,三重県議会もやる。) ◆今後の課題 現栗山町長は,自治基本条例をつくりたいという。

議会基本条例 ②行政基本条例”(=自治基本条例から議会を取り除いたもの) ③教育基本条例  が町制運営の3本柱になってくるという。 女性と若い人の政治参加が必要。 ◆夕張の破綻の背景(山本修司・栗山町議のお話) 「破綻するのが目に見えていても議員はボーナスまで貰っていた。」 「炭坑関係者は『燃料はタダ,水はタダ,電気はタダ』,炭鉱に行けばすべてタダ。炭坑は産業として優遇されていた。」 「炭坑にいけば,何の出費もなく何百万円稼げる。工員は,出勤してトロッコに乗り,炭鉱に潜って,石炭がでる所までたどり着くのに2~3時間。到着すれば既にお昼で、それから昼飯を食べて1時間。実際に石炭を掘る作業をするのはわずか1時間。そして,またトロッコに乗って炭鉱からでるのに2~3時間。夕張で働いている人は仕事をしない。」 「炭鉱職員と工員とで意識の格差があった。職員にエリート意識。工員の子供と職員の子供との間にも意識の格差があった。」 「豊満経営と町民の(自治)意識の欠如が夕張市を破綻に導いた。」

5.栗山町を参考に

議員本来の役割は,政策や意見等の議案の提出し、議論することである。しかし,今日の地方議会をみると,行政が用意した予算案や条例案にのっかっているだけのようである。栗山町では議会改革によって議員が党派信条をこえて本質的な議論をする姿がみえた。今後の私の行動としては,取り組んでいる自治基本条例の中に栗山町を参考に議会が活発に議論し政策提案されるようなしくみを盛り込みたい。(以上) 

山本修司・栗山町町議とともに(2008-05-15)|desc=左から冨田潤(豊川市議会議員)、近藤幸子(相川町議会議員)、守屋輝彦(神奈川県職員)、山本修司(栗山町議会議員)、榊原平、佐飛宏尚(伊勢新聞社)
山本修司・栗山町町議とともに(2008-05-15)|desc=左から冨田潤(豊川市議会議員)、近藤幸子(相川町議会議員)、守屋輝彦(神奈川県職員)、山本修司(栗山町議会議員)、榊原平、佐飛宏尚(伊勢新聞社)

高浜市の地域内分権 に関する視察報告

愛知県高浜市 地域内分権 に関する視察

日時:平成19年1月30日(火) 午後1時から3時まで
視察先:高浜市役所・地域政策グループ、高浜市南部まちづくり協議会(高浜市南部ふれあいプラザ)
視察参加者:宮田久司 榊原平 宮下賢二 以上3名
現地面会者:杉浦崇臣氏(高浜市役所地域政策グループ主査) 神谷通夫氏(NPO法人 高浜南部まちづくり協議会事務局長) 福井慎治氏(NPO法人 高浜南部まちづくり協議会事務局)
視察目的
高浜市では、小学校区単位に「まちづくり協議会」を設置して、まちづくりを行うという全国的にも先進的な政策を行っている。しかし、理想と裏腹にことはそれほど簡単ではなさそう。この取り組みと現状の問題点について市役所担当者からお話しを聞き、今後の安城市でのまちづくり活動と一新塾での「市民のためのサービスづくり」プロジェクトに活かしていくことをこの視察の目的とする。

参考: 
http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/seisaku/sigoto/sougo-keikaku/inde…l
http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/seisaku/sigoto/sougo-keikaku/3-4-…
具体的には、1)「小学校区単位で設置されるまちづくり協議会について」2)「高浜市まちづくりパートナーズ基金について」、市担当職員からお話を伺う。 2006年1月30日 愛知県高浜市に視察に出かけました。高浜市まちづくりパートナーズ基金と高浜市は、愛知県の西三河地方に属し、人口4万2千人で、愛知県内で最も最も人口の少ない市となっている。(2006年現在)。かわらとトヨタ系企業

Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%B5%9C%E5%B8%82
内容:
高浜市役所 高浜市役所地域政策グループ主査の杉浦崇臣さんにお話を伺う。

1.パートナーズ資金(一般には1%条例)


市民との協働による「まちづくり」を推進するため「高浜市まちづくりパートナーズ基金」を創設。個人市民税の1%相当額(約2000万円程度)を積み立てて Webページで「ハンガリー方式」をデタラメ。納税者の意思は反映しない。 高浜市はトヨタ系企業に勤める住民が多く、まちづくりに関わろうとする住民が少ない 経緯は、市長のトップダウン。森貞述市長。現在、4年任期の5期目 平成元年、醤油醸造業を営んでいた民間出身の市長が誕生した。 新市長にとっては行政の業務は非効率なものと映った。 そこで市長は「企業経営の理念を行政へ」という方針を打ち出した。 4期まで無投票当選で、5期目は選挙。

2.168人(ひろば)委員会

市内在住・在勤・在学の小学生以上で構成される委員会 http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/fukushi/sigoto/fukusikeikaku/168/… 碧海5市(刈谷市、安城市、高浜市、知立市、碧南市)合併協議会設置   碧南市が反対し頓挫。 高浜市の自立に向けて 15年2月に構造改革推進プロジェクトを探る(市長のトップダウン)(30代、40代)

3.子ども市民憲章
http://www.city.takahama.lg.jp/cyber/03_6_1/c05.htm

4.まちづくり協議会

住民から「町内会があるのになぜ?」「また行政のおしつけ?」との反発。 町内会は役職1年任期で順番に回ってくる。やりたいことができない。 高浜市南部ふれあいプラザ 公民館との違い

5.アウトソーシング

技能労務職(運転手や給食センター職員)を無くす、 高浜市総合サービス株式会社を設立 従業員は子育てで一段落ついた主婦など、 市役所の窓口担当も。 平成6年、当時先駆的だった東京都世田谷サービス公社を真似る。
(以上)

政策学校一新塾 名古屋組合宿2006 in北軽井沢

2006年9月30日に行った 政策学校一新塾 の名古屋を拠点に集まる同志たちと行った北軽井沢合宿のときの記念写真です。

2006年9月30日に行った 政策学校一新塾 の名古屋を拠点に集まる同志たちと行った北軽井沢合宿のときの記念写真です。後列左から、?、近藤(社会システム経営研究所)、白井(社会システム経営研究所)、宮田久司(NPOまちづくり協働研究所、加部隆史(一新塾・理事)。手前の左のから安井(NPOアスクネット)、田中好、高瀬芳、榊原平、

後列左から、?、近藤(社会システム経営研究所)、白井(社会システム経営研究所)、宮田久司(NPOまちづくり協働研究所、加部隆史(一新塾・理事)。手前の左のから安井(NPOアスクネット)、田中好、高瀬芳、榊原平、

合宿では加部先生のクラシックギターによるバッハなどのバロック音楽の演奏が印象的で記憶に残りました。

一新塾琵琶湖合宿2006夏にて

榊原平 一新塾琵琶湖合宿 にて

一新塾琵琶湖合宿2006夏にて

男らが椅子に腰かけています。 榊原平 一新塾琵琶湖合宿 にて
榊原平 一新塾琵琶湖合宿 にて