世界海洋の日6月8日ヴィクトリア皇太子スピーチ

ヴィクトリア皇太子 「国連海洋研究のための10年」におけるスウェーデンの活動フォーラム

国連が定めた「世界海洋の日」の2020年6月8日にスウェーデン王国の ヴィクトリア皇太子 が「国連海洋研究のための10年」におけるスウェーデンの活動フォーラムで、挨拶スピーチをされました。スウェーデン語→英日翻訳した字幕入れてみました。

知識には理解が伴います。そして理解により、変化をもたらすことができます。ご列席の皆様:あなたはあなたの前に途方もなく重要な仕事をしています。持続可能な海の問題を提起するだけでなく、それを推進することも重要です。まだ変化するチャンスがありますが。

ヴィクトリア皇太子 スピーチ

Lady and gentleman,
ご列席の みなさま

At the bottom of the Marian tomb,11 kilometers below sea level,マリアナ海溝の 水深11キロの海底に

the following year, researchers were ableto collect samples from water and sediment.
次の年 研究者たちは水と堆積物から サンプルを収集することができました

What they found in the samples was – disappointing.
研究者らが サンプルで見つけたものは-がっかりしたものでした

Because there, at the lowest location on our planet, the researchers found
なぜなら 研究者たちが 地球の最も深い場所で見つけたものは

an exceptionally high concentration of microplastics.
非常に高濃度のマイクロプラスチックでした

This is a talking example of how we humans leave traces,
これは 私たち人間が痕跡を残していることを説明する例です

even in places where no physicist has set foot.
人間が 物理的に足を踏み入れられない場所でさえもです

But it also tells us something more:about the enormous importance of
しかし それはまた私たちにもっと何かを伝えます 非常に重要なことです

research to increase and disseminate knowledge about our oceans.
私たちの海洋に関する知識を増やし 普及させるための研究 の重要性です

Two thirds of the Earth’s surface is covered by oceans.
地球の表面の3分の2は海に覆われています

Yet, today we know more about space than what happens under the surface.
しかし 今日 私たちは宇宙について多くを知っていても海面下で何が起きているかまでは知りません

Less than one percent of the world’s seabed has been studied.
世界の海底の1%未満しか研究されていません

It is quite remarkable. Not least in light of it
かなり注目です 特に

central importance that the sea has for our major future challenges,
海が私たちの将来の主要な課題の中心的な重要性に照らしてです

such as biodiversity, climate change and food supply.

生物多様性 気候変動 食糧供給 などです
That is why it feels extremely important to be here today,
だからこそ 今日ここにいることが 非常に重要だと感じています

at the commencement of the Swedish activities within the framework of the UN Decade of Marine Research.
国連海洋研究の10年の枠組におけるスウェーデンの活動が始まった ここにです

As an alumni ambassador for the UN’s Global Sustainable Development Goals
国連のグローバルな持続可能な開発目標の元大使として

I myself have had the privilege of spending extra time on sea issues.
私自身 海の問題に時間を費やすことができました

Among other things, through the Seafood Business for Ocean Stewardship initiative,
とりわけ 海洋管理イニシアチブのためのシーフードビジネスを通じて

where the world’s ten largest fishing and seafoodcompanies have cropped arm with researchers
ここでは 世界の10大漁業およびシーフード企業が

at Stockholm Resilience Center to create a more sustainable fishing industry.
ストックホルム・レジリエンスセンターの研究者たちと協力して より持続可能な漁業を創出しています

One thing that the leaders of these companies
come back to again and again
これらの企業のリーダーが何度も何度も繰り返していることの1つは

is how crucial collaboration with the researchers has been.
研究者とのコラボレーションがいかに重要であるかです

And it is, of course, quite obvious:
もちろん それは非常に明白です

If we expect leaders in politics and business to be
もし政治家や ビジネスリーダーが

make, unquestionably make uncomfortable decisions to win the development right-
問題なく 開発の権利を勝ち取るために不快な決定をするなら

Yes, then they need to have a solid science basis for their beshut,
彼らは自分たちの態度のための確固たる科学的基盤を持つ必要があります

And if we expect people to join and take responsibility for the seas
そして 人々が海のために 参加をし責任を負うことを 期待するなら

then we must first give them the opportunity to understand how the seas work
最初に彼らに理解する機会を与えなければなりません
まず 海がどのように機能するかを

and why these sensitive and strained ecosystems
そして次に なぜこれらの敏感で 緊張した生態系を保護することが

is so very important to heat
非常に重要なのかを理解する機会をです

I hope that the investment at the Universeum Ocean Science Lab
ユニバシム海洋科学研究所 への投資が

will be an important puzzle piece in this work.
重要なパズルのピースであることを願っています

With knowledge comes understanding.
知識には理解が伴います

And with understanding we can bring about change.
そして理解することで 私たちは変化をもたらすことができます

Ladies and gentlemen:
ご列席の皆様

You have a tremendously important task ahead of you.
あなた方は途方もなく重要な仕事をしています

It’s not just about raising the issues of sustainable seas,
持続可能な海の問題を提起するだけでなく

but also about pushing them forward.
それを推進することも重要で

While there is still a chance to change.
まだ変化のチャンスはありますが

I will follow your work with great interest and I wish you the best of luck!
私はあなた方の仕事を 非常に興味を持っ見まもり続けるでしょう

and I wish you the best of luck!
そしてあなたの幸運を祈ります!

Thank you!
ありがとうございます!

世界食料デーシンポジウム2018

世界食料デーシンポジウム2018

シェフたち 世界食料デー記念シンポジウム
世界食料デー記念シンポジウム シェフたち

世界食料デーシンポジウム2018 に出席してきました。

FAO日本所長 Charles Boliko チャールズ・ボリコ氏


「世界の飢餓人口は再び増加。原因の1つは「自然災害と気候変動」、2つ目が「紛争」、3つ目は「経済停滞」。世界の飢餓人口は8億2100万人。アフリカに多いかと思われがちだが、実際にはアジアに5億1500万人で、全体の3分2。世界には人口をまかなうだけの食料は生産されている。しかし生産されている食料の1/3は廃棄されている。Foodロス 食料ロス。SDG12 生産消費、SDG13 気候変動、SDG2 食料ロス・飢餓」

世界食料デーシンポジウム2018


FAO親善大使 国谷裕子氏


「飢餓人口の増加の3つの原因は
・自然災害 気候変動
・紛争
・経済停滞
環境正義 Environmental Justice が叫ばれている。
ストックホルム・レジリエンス・センター所長ヨハン・ロックストローム教授は言う。「我々は2つのことをしなければならない。・脱化石燃料 ・持続可能な食料供給を」
また水資源を持続可能にしていかなくてはならない
新しい世界の開発アジェンダ SDGs
しかし、気候変動で悪循環に陥っている。」
FAO所長ボリコ氏:
「小規模農家にレジリエンスを持たせるためには、・知識を共有する・気候変動対応型農業」
シリアなどで分かったこと。難民キャンプに食糧支援をしてきたが、難民キャンプに50%避難しているということは、残りの半分の50%の人は元の土地に残っている。残っている人たちを支援しなくてはならない。
小規模農家のレジリエンス
・予防
・回復力
気候変動対応型農業により小規模農家のレジリエンスは高まる。
食料ロスによる温室効果ガス排出は国として換算すれば、中国、米国についでに第3番目となる。
SDGsでは5つのP

・P People(人間)・P Planet (地球) ・P Partnership(パートナーシップ) ・P Peace(平和)・P prosperity(豊かさ)」
「No One Leftbehind 誰一人取り残さない」とは、「誰もが自分事として取り組むこと。」
気候変動を放置すれば、今世紀末までに東アジアの食糧生産量は現在の半分になる。

中村勝宏 シェフ。#ミシュラン 1つ星を日本で初めて獲得。洞爺湖サミットでも総料理長を務められた。
WFP #FAO世界食料デ-記念シンポジウム
世界食料デーシンポジウム2018 中村勝宏 シェフ。#ミシュラン 1つ星を日本で初めて獲得。洞爺湖サミットでも総料理長を務められた。
WFP FAO WFP #FAO世界食料デ-記念シンポジウム
黒い着物を着た男性が立っています。世界食料デ-記念シンポジウム
フーディスト・リンクの高田 大雅氏

講演は撮影不可、レセプションは写真撮れました。以下、メモより。
国谷裕子氏(元NHKクローズアップ現代キャスター・現在、国連FAO親善大使)
国谷裕子氏(元NHKクローズアップ現代キャスター・現在、国連FAO親善大使)

ヴィクトリア皇太子 SDG推進と海洋保護を訴える

スウェーデン王国ヴィクトリア皇太子

ヴィクトリア皇太子 の開会あいさつ

ヴィクトリア皇太子 は、4月19日の国連シンポジウムの開会あいさつで、日本が国連加盟から60年目であることや加盟当時の第2代国連事務総長がスウェーデン出身のダグ・ハマーショルドであったことを取り上げて、
事務総長のシカゴ大学での「信仰の告白」と呼ばれる講演の言葉を引用され、私たちが「最善の理解」において、 持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals=SDGs)  に取り組まなくてはならないことを強く訴えました。

冒頭講演されるヴィクトリア皇太子
スウェーデン王国ヴィクトリア皇太子

シンポジウムの会場には 高円宮妃 久子様もいらっしゃいました。

歓談されるヴィクトリア皇太子と高円宮妃久子 様
高円宮妃久子様とヴィクトリア皇太子
男が立って講演しています。ヨハン・ロックストローム博士、高円宮妃久子 様
プラネタリー・バウンダリー(9つの人類が注意すべき限界点)を語るヨハン・ロックストローム博士、聞き入る高円宮妃久子様

参考文献

プラネタリーバウンダリー ロックストロームが警鐘する人類が注意すべき9つの生存の限界点

ロックストローム プラネタリーバウンダリー

プラネタリーバウンダリー =地球に住む人類生存の限界

「地球の限界を知ることは未来への道しるべ~地球合宿2015特別講演ヨハン・ロックストロームの地球~」と題する講演を11月11日東京・お台場の 日本科学未来館 で聴講してきました。

2015年の コスモス国際賞 受賞のため来日中の ストックホルム大学レジリエンスセンター長 である ヨハン・ロックストローム(Johan Rockstrom)教授は,人類が生存できる範囲の限界 プラネタリーバウンダリー (Planetary boundaries):地球の限界 を把握することで,人類にとって壊滅的な変化を避けながら発展を持続できるのではないかと提唱し,国際機関などに多くの影響を与えてきました。

館長の毛利衛さんとヨハン・ロークストローム博士、IGES竹内さん
スクリーンには採択されたばかりの国連持続可能な開発目標 SDGs

人類が注意すべき人類生存限界点

プラネタリーバウンダリー

ロックストローム プラネタリーバウンダリー
ロックストローム プラネタリーバウンダリー

ヨハン・ロックストローム教授が示す9つの限界。このうち赤い部分のある「気候変動」「窒素とリンの循環」「生物多様性の損失」の3つは既に限界点を越えて危機的である。

ヨハン・ロックストローム博士
ガラス張りの建物
日本科学未来館
ヨハン・ロックロームの地球 地球の限界を知ることは未来への道しるべ The Earth of Dr.Johan Rockstrom
ヨハン・ロックロームの地球 地球の限界を知ることは未来への道しるべ
The Earth of Dr.Johan Rockstrom
ヨハン・ロックロームの地球
地球の限界を知ることは未来への道しるべ
The Earth of Dr.Johan Rockstrom

関連リンク