予防とレジリエンスの世紀へ —ドゥ=クローUNDP総裁が東京大学安田講堂で示した「多国間主義の再構築」と大学への期待

UNDP総裁ドゥ=クロー講演

2026年5月20日、東京大学安田講堂にて開催された国際会議「多国間主義に基づく国際協力における大学の役割に関する国際会議」に参加しました。東京大学と国連大学(UNU)が共催し、UNDP総裁アレクサンダー・ドゥ=クロー氏が基調講演を行いました。

壇上で講演するドゥ=クローUNDP総裁
壇上で講演するドゥ=クローUNDP総裁

今回の会議では、以下の3つの核心ポイントが強調されました。

壇上で講演するドゥ=クローUNDP総裁
壇上で講演するドゥ=クローUNDP総裁

多国間主義(マルチラテラリズム)の再コミット

分断の危機が深まる今こそ、国連を中心とした多国間協力の枠組みに再び力を結集し、共通の課題に立ち向かう必要があります。

「対処療法」から「予防とレジリエンス(強靱性)」へのシフト

危機が発生してから対応するのではなく、根本原因に先手を打ち、予防的な投資を行うことで、持続可能で強靱な社会を築くことが求められています。

安田講堂の天井と内部椅席の全景
安田講堂内部全景

大学と次世代グローバルリーダーへの期待

大学はイノベーションの源泉として、未来を担う若いリーダーを育成するプラットフォームの役割を果たし、国際協力の新たな推進力となることが期待されています。

今回の国際会議は、SDG17「パートナーシップで目標を達成しよう」の理念を体現する重要な機会となりました。多国間主義の再構築と危機予防への投資、そして大学の役割に改めて注目が集まっています。

安田講堂の全景(外壁と庭園を含む)
安田講堂全景

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