2025年6月1日、新緑が眩しい鶴舞公園で「WFPウォーク・ザ・ワールド for アフリカ 2025 名古屋」が開催され、私も参加してきました!

晴天に恵まれたこの日は、まさにウォーキング日和。会場には、世界の子どもたちの飢餓ゼロを目指すという共通の想いを持ったたくさんの人々が集まっていました。
レッドカップが繋ぐ絆、そして横断幕の重み
受付を済ませると、「WFP」と大きく書かれたTシャツを手に、まずは会場の熱気に包まれました。
WFP(国連世界食糧計画)は、「飢餓との闘い」や「紛争地域における平和構築への貢献」が評価され、2020年にノーベル平和賞を受賞した国連機関です。
そして、その活動の象徴とも言えるレッドカップを通じて、世界の子どもたちに学校給食を届け、飢餓ゼロを目指していることを改めて知り、今回のイベントの意義を強く感じました。
ウォーキングが始まる前、私はある大役を仰せつかりました。なんと、スタート地点で掲げる大きな横断幕を持つことになったのです! 「WFPウォーク・ザ・ワールド for アフリカ」と書かれた横断幕は想像以上に大きく、ずっしりとした重みがありました。この横断幕が、今日私たちが歩む道のり、そして世界中の飢餓に苦しむ子どもたちへの希望の象徴なのだと思うと、身が引き締まる思いでした。


夢のような出会い!川上憲伸さんと横断幕を挟んで
そして、横断幕を持つ私の隣に、元メジャーリーガーであり、元中日ドラゴンズのエースとして活躍された川上憲伸さんが立たれました。長身でがっしりとした体格の川上さんは、穏やかな表情で「一緒に頑張りましょう」と声をかけてくださいました。私も「はい、よろしくお願いします」と応じ、淡々と横断幕を持つ準備を進めました。まさかこのような形で、野球界の著名な方と共に横断幕を持つことになるとは思いもしませんでしたが、イベントを成功させるために粛々と務めを果たしました。
川上さんは終始落ち着いた雰囲気で、スタート前の和やかな空気を作ってくださいました。横断幕を二人でしっかりと持ち、会場の熱気が最高潮に達したところで、いよいよスタート! 川上さんと隣り合わせで歩き出した瞬間は、貴重な経験として心に残っています。ウォーキング中も、時折私たち参加者に向け笑顔を見せてくださり、イベントへの貢献を感じました。
元WFP職員、田島麻衣子参議院議員の熱いメッセージ

ウォーキング中、会場では元WFP職員である田島麻衣子参議院議員の姿もお見かけしました。休憩中には、田島議員が参加者に向けてWFPの活動や飢餓問題への取り組みについて熱く語る場面もありました。ご自身の経験に基づいたリアリティのあるお話は、私たちの胸に深く響きました。飢餓ゼロという目標は、決して遠い未来の夢ではなく、私たち一人ひとりの行動で変えられる現実なのだと改めて実感しました。
歩く一歩が、誰かの希望に
鶴舞公園の緑豊かな道を、参加者の皆さんと一緒に一歩一歩踏みしめながら歩きました。すれ違う人々の笑顔、子どもたちの元気な声、そしてボランティアの方々の温かいサポート。このウォーキングイベントが、単なる運動会ではなく、世界中の人々と心を繋ぐチャリティイベントであることを肌で感じました。
私たちの歩く一歩が、遠いアフリカの子どもたちの学校給食に繋がり、飢餓ゼロという壮大な目標への希望となる。そのことを強く意識しながら、心地よい汗を流しました。
ゴールした後には、達成感と温かい気持ちでいっぱいになりました。このイベントに参加できたこと、そして素晴らしい出会いがあったことに心から感謝しています。
来年もまた、この場所で世界と繋がる一日を体験したいと思います!