WikiGap in Osaka 2019でWikipediaに女性の記事を追加・編集

WikiGap エディタソン 2019 in 大阪

私は2019年10月14日に、大阪市立中央図書館で開催されたWikiGap エディタソン 2019 in 大阪に参加しました。

はじめに:WikiGap エディタソン 2019 in 大阪の概要

このイベントは、インターネット上のジェンダーギャップ、具体的にはWikipediaにおける女性の記事の割合や質の低さを埋めるために、Wikipediaに女性に関する記事を追加・編集するものです。

スウェーデン大使館と大阪市立中央図書館が共催し、日本では二回目の開催でした。

私も東京のスウェーデン大使館での開催に続いて、二度目の参加となりました。

会場の大阪市立図書館

WikiGap エディタソン 2019 in 大阪の内容

WikiGapとは?

「WikiGap」とは、インターネット上の男女間格差を解消するための取り組みです。具体的には、Wikipediaにおける女性の記事の割合や質の低さを改善することで、インターネット全体のジェンダーギャップを解消し、現実社会でのジェンダーギャップを解消することを目指しています1。

ジェンダー平等を実現しよう

アップルヤード和美さんの挨拶

イベントでは、まずスウェーデン大使館のアップルヤード和美さんから挨拶とWikiGapの趣旨と背景について説明がありました。

Wikipediaの編集方法やルールについて

その後、Wikipediaの編集方法やルールについて、ベテランのWikipediaの編集者 (Wikipedian)の方からレクチャーを受けました。

私は以前からWikipediaの編集をしていたので、基本的なことはわかっていましたが、新しい知識やコツも得ることができました。

アップルヤード和美さん(スウェーデン大使館)の挨拶 WikiGap in Osaka 2019 大阪市立図書館

記事の追加・編集

午後からは実際に記事の追加・編集に取り組みました。私は自分が専門とする分野から女性の人物を選んで、記事を充実させました。

記事を編集する際には、最新の情報を反映したり、参考文献を明示したりすることが重要だと思いました。

他の参加者の方々もそれぞれに記事を作成・編集していて、刺激を受けました。

女性宇宙飛行士ジェシカ・メイア について記事を作成

女性宇宙飛行士のジェシカ・メイアについての記事を翻訳し、新規に記事を作成しました。

ジェシカ・メイア – Wikipedia
WikiGap in Osaka 2019 ページ ノート 新規に の女性記事

ジェシカ・ウルリカ ・ メイア (Jessica Ulrika Meir, IPA: / M Ier/M-EER; 1977年7月1日-) は、スウェーデン人国籍を持つ2人目の宇宙 飛行士であり、 スウェーデン国籍を持つ女性 として初めての宇宙飛行士である。 ジェシカ・ウルリカ・メイア Jessica Ulrika Meir

WikiGap in Osaka 2019

イベントの最後には、参加者同士で作成・編集した記事を発表し合いました。様々な分野や国籍の女性について知ることができて、とても有意義でした。また、Wikipediaに貢献できたことにも満足感を感じました。

おわりに

WikiGap エディタソン 2019 in 大阪は、私にとって素晴らしい経験でした。

インターネット上のジェンダーギャップを埋めることは、社会全体の課題だと思います。

今後もWikipediaの編集に関わっていきたいと思います。

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