
1月17日(土)、世田谷の成城の静謐なサロンで、響き渡るグランドピアノの傍らで。
ソプラノ歌手・辰巳真理恵さんと共に、冬の調べをなぞる午後のひとときを過ごしました。
呼吸を整え、レガートの旋律で心に積もる雪を溶かしていく。音楽の余韻をワイン「今様」の薄紅色がさらに深く染め上げ、日常が聖域へと変わる魔法のような時間でした。
【第一部】冬の情景を声で描く

第一部では、ソプラノの辰巳真理恵さんの直接指導のもと、『冬景色』『雪の降る街を』『雪』といった日本の冬を彩る名曲を練習しました。
呼吸の整え方やレガートの意識、そして歌詞に込められた繊細な情景をどのように声で表現するかを、深く学ぶことができました。
至福のひととき 和洋の調和と「今様」の雫

ワークショップのあとには、今年の干支「午(うま)」をあしらった美しい羊羹や、濃厚なチーズケーキなど、和と洋が調和した一皿が振る舞われました。
ここに合わせられたのが、邸宅の主、俳優・辰巳拓郎氏プロデュースのロゼ・スパークリングワイン「今様(いまよう)」です。
ワインとの相性まで考え抜かれたお菓子の取り合わせに、主宰者の細やかな心遣いが感じられました。窓からの陽光に透けるワインの薔薇色と、お皿の上の彩りが、豊かな音楽の余韻をさらに深く染め上げ、至福のひとときを演出してくれました。
【ミニコンサート】光り輝く歌声
ソプラノの辰巳真理恵さんと小澤花音さん、そしてピアニストの吉田彩さんによる共演を堪能しました。
ウィーンへの愛や、生きる喜びを歌い上げる華やかなプログラム。お二人の透明感あふれる歌声が響き合う様子は、まさに光の対話のようでした。
演奏プログラム
- ウィーンわが夢の街(R.ズィーチンスキー)
- 饗宴(G.ロッシーニ)
- 生い立ちの歌 I(作曲:薮田翔一/詩:中原中也)
- ヴィリアの歌(『メリー・ウィドウ』より)
- 公爵様、あなたのようなお方は(『こうもり』より)
- シャンパンの歌(『こうもり』より)
アンコールでは、能登への祈りを込めた『ノトのツバサ』が披露され、最後は会場の全員で『冬景色』を合唱して幕を閉じました。

音楽と美酒、そして温かな交流に満ちた、心に深く刻まれる一日となりました。
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