葛飾北斎と桜花に富士図
葛飾北斎は、江戸時代後期の浮世絵師で、日本画や版画、書籍の挿絵など多岐にわたる作品を残しました。その中でも有名なのが、「富嶽三十六景」シリーズです。このシリーズは、富士山を様々な場所や季節から描いたもので、日本の美しさと象徴を表現したものです。
「桜花に富士図」は、「富嶽三十六景」シリーズの一つで、1800年から1805年頃に描かれたものです。この絵は、アムステルダム国立博物館に収蔵されています。この絵では、桜の花びらが舞う中、遠くに富士山が見える風景が描かれています。桜と富士山のコントラストが印象的で、日本人の心を惹きつける絵です。
静岡県庁別館21階富士山展望ロビー
静岡県庁別館21階富士山展望ロビーは、市民や観光客に無料で開放されているスペースです。ここからは、晴れた日には富士山や駿河湾が一望できます。また、展望ロビーの高さは、かつての駿府城天守閣の高さとも言われているので、家康公が見た町並みを現代で楽しめるかもしれません。
私は先日、この展望ロビーに行ってみました。すると、まるで「桜花に富士図」と同じ風景が目の前に広がっていました。桜の木が咲き誇り、その向こうに青くそびえる富士山が見えました。風が吹くと、桜の花びらが舞い上がりました。まさに北斎が描いた絵そのものでした。
葛飾北斎の「桜花に富士図」と同じ風景
感想とまとめ
私は、「桜花に富士図」と同じ風景を見ることができて感動しました。北斎は200年以上前にこの風景を見て感じたことを絵にしたのだと思います。それが今でも変わらず残っていることに驚きました。日本人として誇りを持ちました。
静岡県庁別館21階富士山展望ロビーは、静岡市の隠れた観光スポットです。桜の季節には、ぜひ一度訪れてみてください。北斎の絵に出会えるかもしれません。
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