綾姫 姫小川の伝説 1300年の想い 田中ふみえ語り

綾姫 姫小川の伝説 1300年の想い 田中ふみえ語り

安城市歴史博物館

安城市歴史博物館は、愛知県安城市にある歴史博物館です。安城市の歴史や文化を紹介する常設展や、様々なテーマで企画展を開催しています。

田中ふみえさんの語り「姫小川の伝説 ~綾姫様の物語~」

田中ふみえさん、綾姫 姫小川の伝説~綾姫様の物語 2016年6月25
田中ふみえさん、姫小川の伝説~綾姫様の物語 2016年6月25

2016年6月25日には、田中ふみえさんの語り「姫小川の伝説 ~綾姫様の物語~」を聞くことができました。
この語りは、安城市の由緒ある姫小川にまつわる伝説と、その伝説に登場する綾姫様の生涯を紹介するものです。
田中ふみえさんは、西尾市の語り部として活躍しており、姫小川の伝説や綾姫様の物語を熱く語ってくれました。彼女の声に耳を傾けると、まるで昔の時代にタイムスリップしたような感覚になります。

綾姫様とは?孝徳天皇の娘であり、有間皇子の姉

姫小川は、安城市の名所で、綾姫様は、孝徳天皇の娘で有間皇子の姉です。

安城市歴史博物館では、このような地域の歴史や文化に関するイベントを定期的に開催しています。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

田中ふみえさんの語りに、 浅井大美子 さんの お箏 の演奏

田中ふみえ さんによる1300年も前の姫小川 綾姫様物語の世界に引き込まれる語りに、 浅井大美子 さんの お箏 の演奏、とても素敵でした。 最後は「七夕さま」をみんなで歌いました。もうすぐ七夕です!

千三百年もの昔…孝徳天皇の皇女の悲話 「姫小川の伝説〜綾姫様の物語〜」 たとえこの身が滅んでも 私は祈り続けましょう。 この大和の国が とこしえに平和である様に 決して血が流れることなく みんなが仲良く 幸せに生きてゆける 良い国である様に… 私はいつまでも、祈り続けましょう。 それが私の、生きた証なのです。

姫小川伝説とは、愛知県安城市姫小川町に伝わる物語です。
その内容は、飛鳥時代の7世紀に、孝徳天皇の皇女綾姫が政変に巻き込まれて都を追われ、乳母とともにこの地に落ち延びたというものです。
綾姫はこの地で暮らし、乳母が亡くなると獅子塚古墳に葬りました。その後、綾姫も亡くなり、姫塚古墳に埋葬されたといいます。

この伝説は、古くから地元の人々に語り継がれてきました。明治12年(1879年)の「姫小川村全図」には「ヒメ墓」と記されており、この頃から伝説と古墳が結びつけられていたようです。昭和50年(1975年)には、野村力さんという方が伝説を書き残し、印刷して地域の人々に配布しました。現在でも、姫小川町では綾姫を祀る祭りやイベントが行われています。

しかし、学術的には、姫塚古墳や獅子塚古墳は古墳時代前期~中期の4世紀頃に築造されたものであり、綾姫の時代とは合致しません。
また、孝徳天皇には資料上では有間皇子しか子女が確認できません。
したがって、伝説は史実ではなく、何らかの事実に基づいて後世に創作されたものと考えられます。

しかし、伝説は歴史よりも人々の心を動かす力があります。姫小川伝説は、この地域の人々の心の故郷となっています。私たちは、その想いを大切にしながら、歴史を学ぶことができると思います。

榊原平 と女性達 綾姫様の物語 2016年6月25日

類似記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です