マリー・アントワネット物語展に感動!友達と一緒にフランス王妃の一生をたどる
2013年8月30日(金)、私は友達と一緒に兵庫県立美術館で開催中の「マリー・アントワネット物語展」を見に行きました。
この展覧会は、フランス革命で処刑されたフランス王妃マリー・アントワネットの一生を、名門貴族の約120件の貴重な史料でたどるものです。ドレスや宝飾品、手紙や肖像画など、マリー・アントワネットの華やかで悲劇的な人生を知ることができます。
私たちは、まず展覧会の入り口で、マリー・アントワネットが着用したとされるドレスのレプリカを見ました。白いシルクに金色の刺繍が施された豪華なドレスは、当時の王妃の権威と美しさを象徴していました。友達は「こんなドレス着てみたい」と言って、写真を撮っていました。
《マリー・アントワネットと子供たち》は、画家のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン 制作年は1787年から1787年で、ヴェルサイユ宮殿美術館に所蔵されている。
次に、マリー・アントワネットが14歳でオーストリアからフランスへ嫁いだときの結婚式の様子を描いた絵画を見ました。
マリー・アントワネットは、フランス王ルイ15世の孫であるルイ16世と政略結婚したのです。
絵画では、マリー・アントワネットは白いウェディングドレスに身を包み、幸せそうな笑顔を浮かべていますが、実際には彼女は不安と孤独に苛まれていたそうです。
展覧会では、マリー・アントワネットがフランス王室で過ごした日々や、彼女が愛した人々やものについても紹介されています。例えば、彼女が建てた「小トリアノン」という別荘や、「羊飼いの村」3という農村風の遊び場などです。これらは、彼女が王宮のしがらみから逃れるために作った場所でした。また、彼女が書いた手紙や日記からも、彼女の心情や思想がうかがえます。友達と一緒に読んで感動したり驚いたりしました。
展覧会の最後では、マリー・アントワネットがフランス革命で処刑されるまでの悲惨な運命を目の当たりにしました。彼女は国民から憎まれ、夫や子供と引き離され、ギロチンで首を切られました。
彼女が処刑台に向かう前に書いた最後の手紙や、彼女の首を切ったギロチンの刃などが展示されていて、胸が痛みました。友達も涙ぐんでいました。
「マリー・アントワネット物語展」は、私たちにとって忘れられない体験になりました。マリー・アントワネットの人生は、映画や小説で知っていたよりもずっと複雑で感動的でした。彼女は、時代の犠牲になった悲劇のヒロインであり、自分の幸せを求めた女性であり、愛する人々を守ろうとした母親でした。彼女の一生を通して、フランスの歴史や文化にも触れることができました。この展覧会は、9月1日まで開催されていますので、ぜひ皆さんも足を運んでみてください。
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