先日2022年5月10日、静岡市美術館で開催されている「スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画」を見に行ってきました。
静岡市美術館
スイス大使館後援 スイス プチ・パレ美術館展
この展覧会では、スイスのジュネーブにあるプチ・パレ美術館の所蔵品が30年ぶりにまとめて来日しています。プチ・パレ美術館は、「平和に奉仕する芸術」という理念のもとに収集されたコレクションで、19世紀後半から20世紀初頭のフランス絵画で構成されています。65点の油彩画によってフランス近代美術の軌跡をたどることができます。
プチパレ美術館展
私はフランス絵画が大好きなので、この展覧会を見るのをとても楽しみにしていました。入場券を買って会場に入ると、まず目に飛び込んできたのは、オーギュスト・ルノワールの「花束を持つ少女」でした。ルノワールは印象派の代表的な画家で、色彩や光の表現が素晴らしいです。この作品では、赤や青や黄色などの鮮やかな色彩で描かれた花束を抱えた少女が微笑んでいます。少女の肌や髪や服の質感も細かく描かれていて、生き生きとした印象を与えます。少女の笑顔はとても愛らしくて、見ているだけで幸せな気持ちになります。
その後も、ラウル・デュフィの「サン=トロペ」やアンドレ・ロートの「裸婦」など、フォーヴィスムやキュビスムなど様々な美術潮流に属する作品を見て回りました。フォーヴィスムは「野獣派」とも呼ばれる芸術運動で、強烈な色彩や自由な筆致で表現された作品が特徴です。キュビスムは「立体派」とも呼ばれる芸術運動で、物体を幾何学的な形に分解して再構成することで、多面的な視点からの表現を試みた作品が特徴です。これらの作品は、フランス絵画の革新性や多様性を感じさせるものでした。
最後に見たのは、藤田嗣治の「パリの風景」でした。藤田嗣治は日本人画家で、パリに渡ってエコール・ド・パリと呼ばれる芸術家集団に参加しました。この作品では、パリの街並みが暖かな色彩で描かれています。藤田嗣治は、西洋の技法と東洋の感性を融合させた独自の画風を確立しました。この作品からは、パリに対する彼の愛情や憧れが伝わってきます。
展覧会を見終わって、私はとても感動しました。プチ・パレ美術館のコレクションは、フランス絵画の魅力を存分に味わうことができるものでした。色彩や光や形や空間など、様々な要素で表現された芸術作品は、私の心に深い印象を残しました。この展覧会は、2023年4月9日まで開催されています。フランス絵画が好きな方はぜひ足を運んでみてください。私もまた行きたいと思います
わさび屋のソフトクリーム わさび漬の田丸屋本店
わさび屋のソフトクリーム わさび漬の田丸屋本店
静岡市駿河区にある「わさびの田丸屋本店」は、わさび漬けやわさび調味料などの製造・販売を行っている老舗です。同社は2023年に創業100周年を迎え、静岡県の持続的なわさび産業振興にも貢献しています。同社の商品は、国内外の食品コンテストで数々の受賞歴を持ち、高い品質と安全性が認められています。
同社の目玉商品の一つが、わさびソフトクリームです。これは、同社が自社農園で栽培したわさびを使用した、独自のレシピで作られたソフトクリームです。わさびソフトクリームは、わさび、バニラ、ミックスの3種類があり、それぞれ260円で販売されています。わさびソフトクリームは、甘さと辛さのバランスが絶妙で、爽やかな風味と後味が特徴です。また、わさびには抗菌・抗酸化作用や血行促進効果などの健康効果も期待できます。
わさびソフトクリームは、同社の本店や静岡パルコ内の店舗で購入することができます。また、同社のオンラインショップでも注文することが可能です。静岡県を訪れた際には、ぜひ一度お試しください。
リンク
類似記事
- À Table!日仏食文化交流セミナー アリアンフランセーズ愛知
- セルビア日本友好140周年記念コンサート♪
- 2月のシャンドルールをFairyHouseのCrepeで
- フィンランド大使館Tokyo 2020メッツァ・パビリオンへ
- ウクライナ文化外交月間2021でウクライナ大使館へ
- 尾張旭駅 ひまわりのステンドグラス 名鉄瀬戸線 6月にまた
- マルシェ・ド・ノエル 2020 IFJK京都 へ
- アルフォンス・ミュッシャ館を観に 8月30日
- ロダン館とミュッシャ展 2020年静岡県立美術館
- 静岡市美術館 ショパン200年の肖像展へ駆け込みで
- GR8 Conference 参加 フランス大使公邸へ
- 2020年シャンドルールの日もクレープを食べる
- スウェーデン Sexual Consent Law セミナー 20日
- ヨーロッパ文芸フェスティバル2019へ
- WikiGap in Osaka 2019 in に参戦
- WikiGap Tokyo 2019 参戦 スウェーデン大使館へ
- マクロン大統領 京都に到着 ブリジット・マクロンを伴ってG20大阪サミット出席
- Food is GREAT 英国の美味しいを五感で楽しむ 2019
- フェルメール展 へ 窓辺で手紙を読む女など 4月5日
- Katrine Gislingeピアノコンサート&レセプション デンマーク王国大使公邸 3月17日
- コンスタンティン王子 オランダ王国ハイテクセミナー30日
- いまじんコンサート 6月2日にギャラリーいまじんへ
- 愛と甘美の世界 仏ロココ フラゴナール 美術史講演2018
- シャルリエ&シュトロッセ のリサイタル 4月3日
- 思想の夕べ2018 想像力に至上権を あるいは
- 芥川賞作家諏訪哲史さんと 読書の秋2017
- ガレットデロワのひととき 2017年
- 二紀展と独立展を見て 3階 PAUL BOCUSE で
- フランス海軍哨戒フリゲート プレリアルF-731 海上自衛隊横須賀基地
- グロリア・アル・ブラーボ・プエブロ合唱 ベネズエラナイト!18日
- Climate Launchpad説明会お手伝い オランダ王国大使館 6日
- 家康公の食卓 15代将軍慶喜屋敷跡浮月楼で
- アートから知る・学ぶメキシコ 姉妹都市45周年
- オーランド諸島の例 – より平和な世界を目指す手段 2023 フィンランド大使館
- 駿府城公園紅葉山庭園 雲海亭でランチ 11日
- Run with Europe for a cleaner world ヨーロッパと走ろう:2月3日授賞式・クロージングイベント
- 2月2日聖蠟祭シャンドルール 太陽が輝く春の到来と家族の幸せを祈りクレープを食べる
- 浮月楼 第15代将軍・徳川慶喜公屋敷跡
- ガレット・デ・ロワのひととき 2023年
- チェコ大使館 第14回チェコビジネス&文化交流イベント
- 中村哲 アフガニスタン大使館で4日 追悼の会
- 【Hallå Tokyo】バスルーム物語 / Bathroom Stories 恵比寿・東京都写真美術館
- Gonzalo Chillida ゴンサロ・チリーダ 展 オープニング講演 29日
- 第89回独立展と二紀展を国立新美術館で
- グレン・グールド・トリビュート 生誕90年、没後40年を迎えて GG90/40 カナダ大使館
- チェコフェスティバル 2022 下北沢「reload」「ADRIFT」へ
- カリコー・カタリン展 mRNAワクチンの開発者 ~10月21日まで慶應義塾大学 信濃町キャンパスで
- ブルガリア独立記念コンサートへ 23日 アラバジエヴァ大使と
- 英大使館にエリザベス女王 ご逝去記帳へ 16日
- アルファ劇場 快傑ゾロを見に チェコ共和国大使館へ 12日
- 第72回中部独立展を見に 三重県立美術館へ
- カミーユ・クローデル《ペルセウスとゴルゴーン》1898-1905年
- リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーとそのヨーロッパ統一構想 8日
- AIが支える高齢化社会―可能性と課題 7日
- ベルギー大使館 レセプション Hydrogen セミナーへ 6月2日
- ハンガリーフェスティバル2022in愛知へ
- À Table!日仏食文化交流セミナー アリアンフランセーズ愛知 4月23日