トリオ・カラス(Trio Callas) -2021年結成ピアノトリオによるブラジル大使館前庭ライブコンサート

演奏するトリオ・カラス(Trio Callas) の画像

ブラジル大使館前庭ライブコンサート

2023年8月23日に、東京のブラジル大使館の前庭で開催されたTrio Callas トリオ・カラスのライブコンサートを聴きに行ってきました。

トリオ・カラス(Trio Callas) とは

トリオ・カラス(Trio Callas) は、日系ブラジル人のチェリスト、ルーカス・ガルシア・村元さんを中心に結成されたヨーロッパで活躍する若手ピアノトリオです。

メンバーは、日系ブラジル人のチェリストのルーカス・ガルシア・村元(Lucas Garcia Muramoto)さん、フランス出身のピアニスト、ベッラ・シュッツ (Bella Schütz)さんと、ギリシャ出身のバイオリニストのアリエタ・リアツィ(Arieta Liatsi)さんからなるピアノトリオで2021年に結成されました。

彼らは、それぞれに国際的な賞やコンクールで受賞した経験を持ち、世界的な音楽家から指導を受けています。

彼らは多様性豊かな文化的背景を持ちながらも、高い演奏技術と感性で一体感のある音楽を奏でます。

現在ザルツブルクを拠点とし、最も有望な室内楽アンサンブルの1つとされています。

ドイツ、オーストリア、フランス、イタリア、ポーランドなどでコンサートを行っており、パリで開催されたFNAPEC国際室内楽コンクールでPro Quartet賞を受賞しました。

彼らはモーツァルトやラヴェル、ショスタコーヴィチなどのピアノトリオの名曲を演奏しています。

Erica Garcia Muramotoさん

ルーカス・ガルシア・村元(Lucas Garcia Muramoto)さんの母親はErica Garcia Muramotoさんという日本の大学で教育学や言語学の分野で研究を行っているアメリカ人の教授です。彼女は特に、日本に住む南米系移民の子どもたちの教育や文化的適応に関する問題に焦点を当てています。

ブラジル大使館

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前庭でのトリオ・カラス によるライブコンサート

ライブコンサートは、暖かい夏の2023年8月23日の夕方から始まりました。東京のブラジル大使館の前庭で約50人ほどの観客が集まっていました。

トリオ・カラス Trio Callas のメンバーの画像

そのコンサートは、美しい音楽と活気ある雰囲気で、忘れられない体験でした。

ブラジル大使館でのコンサートは、トリオの才能を存分に発揮する素晴らしいショーケースでした。

彼らの演奏はとても美しく、力強く、感動的でした。音楽が空気を揺らし、心を揺さぶりました。

観客は彼らの演奏に魅了され、拍手や歓声で応えました。

東京のブラジル大使館での彼らのコンサートは本当に忘れられない夜でした。

音楽は美しく、雰囲気は活気に満ちており、演奏者たちは非常に才能がありました。

私はコンサートを後にして感動し、インスピレーションを受けました。

彼らは今後も日本や世界で活躍することでしょう。 ぜひ彼らの音楽を聴いてみてください。

以下のリンクから、彼らの公式サイトやSNS、YouTubeチャンネルなどにアクセスできます。

https://www.bunkyo-gakki.com/events/detail/146

トリオ・カラス公式サイト

ベッラ・シュッツ (フランス) ピアノ
2002年、パリ生まれ。これまでに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてジャック・ルヴィエ、ベルリン芸術大学にてビョルン・レーマン、及びウィーン国立音楽大学にてヤン・イラーチェク・フォン・アルニン、各氏に師事。ピアノ・キャンパス国際ピアノコンクール、「JeunesTalents en Normandie」コンクール、クロード・ボネトン国際ピアノコンクール、ウィーン・フォイリッヒ国際ピアノコンクールなど、数々のコンクールで受賞。
タチアナ・ゼリクマン、リーリャ・ジルベルシュテイン、マッティ・レカッリオ、ミシェル・ベロフ、ウラディミール・トロップ、各氏のマスタークラスに参加。ダニエレ・ガッティ、ホセ・ルイス・カスティージョ、ジャン=リュック・タンゴーなどの指揮者と共演。ノアン・ショパン音楽祭、ルポー音楽祭、ポントワーズ・バロック音楽祭、キジアーナ音楽祭、オーヴェル=シュル=オワーズ音楽祭などで演奏。現在、フランスのサフラン財団の助成を受ける。

アリエタ・リアツィ(ギリシャ) バイオリン
2001年、ギリシャ・テッサロニキ生まれ。6歳でバイオリンを始める。現在、ザルツブルク・モーツァルテウム大学にて特待奨学生としてベンヤミン・シュミット氏に師事。バッカウアー・ジュニア国際コンクール、フィロナス国際コンクール、タソス・パパス国際コンクール、「Maria Herogiorgou-Sigara」国際コンクールなど、数々のコンクールで優勝。15歳でテッサロニキ交響楽団と共演し、ソリストとしてデビューを果たした。その後、ドイツ・マインツ大学管弦楽団、イタリア・カザルマッジョーレ祝祭管弦楽団などと共演。シンテルミア音楽祭、カザルマッジョーレ音楽祭、モント湖音楽週間などに招聘される。レオニダス・カヴァコス、クリストフ・ポッペン、イリヤ・グルーベルト、クルト・ニッカネン、ノエ・乾、タラス・ガボラ、各氏のマスタークラスに参加。

ルーカス・ガルシア・村元(日本・ブラジル) チェロ
2000年、ブラジル・サンパウロ生まれ。1歳で家族と共に日本に移住。これまでに、中木健二、ジョヴァンニ・ニョッキ、アントニオ・メネゼス、各氏に師事。現在、ザルツブルク・モーツァルテウム大学、シエナ・キジアーナ音楽院、クレモナ・シュタウファー音楽院に在学。スティーブン・イッサーリス、ピーター・ウィスペルウェイ、ジェローム・ペルノー、ユリアン・シュテッケル、各氏のマスタークラスに参加。
エンリコ・マイナルディ国際チェロコンクールで受賞。サンパウロ州政府よりブラジルで最も優秀な若手音楽家に贈られるエレアザール・デ・カルヴァーリョ賞を受賞。2019年、日本少年少女オーケストラ ヨーロッパ公演の招聘ソリストとして、ウィーン楽友協会ホール、ブダペスト・ドナ ウ宮殿で演奏。

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