名古屋国際センターでの2024年ハンガリーフェスティバルin愛知に参加して

ハンガリー国旗の前に立つ榊原平とコハーン・イシュトヴァーン
ハンガリー国旗の前に立つ榊原平とコハーン・イシュトヴァーン

はじめに 2024年ハンガリーフェスティバルin愛知

今日、愛知県の名古屋国際センターで開催された2024年ハンガリーフェスティバルin愛知に参加してきました。

2024年ハンガリーフェスティバルin愛知

このイベントは、ハンガリーの文化や音楽を体験できる素晴らしい機会で、特にクラリネット奏者のコハーン・イシュトヴァーンの演奏が印象的でした。

2024年ハンガリーフェスティバルin愛知

会場に足を踏み入れると、ハンガリーの伝統的な装飾や美しいアート作品が目に飛び込んできました。フェスティバルの雰囲気は、まるでハンガリーに瞬間移動したかのような感覚を味わわせてくれました。

コハーン・イシュトヴァーン クラリネット奏者

コハーン・イシュトヴァーンの演奏が始まると、会場は一瞬にして静まり返り、彼のクラリネットの音色に引き込まれました。最初に演奏された「かぶきもの」は、その躍動感あふれる旋律で聴衆を魅了し、続くバッハの「アルマンド(パルティータ第2番より)」では、クラシックの深淵を垣間見ることができるような、荘厳で繊細な音色が響き渡りました。

ガーシュインの「エチュード No.1 サマータイム」は、ジャズのリズムとクラシックの洗練が見事に融合した演奏で、夏の暑さを忘れさせる涼やかさを感じさせました。グラネーロの「5つの小品」は、情感豊かなクラリネットの音色が、まるで物語を語るかのように展開され、聴衆の心を揺さぶりました。

最後に演奏されたピアソラの「タンゴエチュード No.1」と「No.3」は、情熱的でありながらも繊細なタンゴの魅力を存分に表現しており、聴衆はその情熱的な演奏に心を奪われました。

ハンガリー国旗の前に立つ榊原平とコハーン

コハーン・イシュトヴァーンは、ただの演奏者ではなく、音楽を通じて感情の橋渡しをする詩人となり、彼のクラリネットは、単なる楽器を超え、聴衆の心に直接語りかける強力なメッセージとなりました。

おわりに

このフェスティバルは、ハンガリーの文化と音楽を愛するすべての人々にとって、忘れがたい感動的な体験を提供しました。名古屋国際センターでのひとときは、私の心に深く刻まれ、また来年もぜひ参加したいと思わせる素晴らしいイベントでした。

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