国際シンポ「SDGsへの取り組み – 海洋のサステイナビリティを中心に」へ。
2017年4月19日に行われた国際シンポ「SDGsへの取り組み – 海洋のサステイナビリティを中心に」に参加してきました。
国連のSDG Advocates である スウェーデン王国のヴィクトリア皇太子殿下が登壇され、海洋保護を訴えました。
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の推進者(SDG Advocates)
スウェーデン王国のヴィクトリア皇太子殿下は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の推進者(SDG Advocates)の一員として就任されているそうです。この役職は、世界中のリーダーや影響力のある人物が、SDGsの達成に向けた意識の高揚、政策の推進、そして行動の促進を図るために任命されるものです。ヴィクトリア皇太子殿下は特に、海洋保護というSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」に関して、積極的に取り組み、国際的なシンポジウムでの発言や公の場での訴えを通じて、その重要性を世界に向けて発信されていました。
ヴィクトリア皇太子とは?
1977年7月14日生まれ。スウェーデンの現国王カール16世グスタフと王妃シルヴィアの第1子。王位継承権第1位のスウェーデン王国の皇太子である。お子様にエステル王女とオスカル王子がいる。
ヴィクトリア皇太子の開会あいさつ
ヴィクトリア皇太子 は、4月19日の国連シンポジウムの開会あいさつで、日本が国連加盟から60年目であることや加盟当時の第2代国連事務総長がスウェーデン出身のダグ・ハマーショルドであったことを取り上げて、
事務総長のシカゴ大学での「信仰の告白」と呼ばれる講演の言葉を引用され、私たちが「最善の理解」において、 持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals=SDGs) に取り組まなくてはならないことを強く訴えました。
動画
元国連事務総長 ダグ・ハマーショルドとは?
ダグ・ハマーショルド氏は、1953年4月10日から1961年9月18日にコンゴでの和平ミッション遂行中、搭乗機が墜落して事故死するまで国連事務総長を務めました
高円宮妃 久子様
シンポジウムの会場には 高円宮妃 久子様もいらっしゃいました。
ヨハン・ロックストローム教授
ヨハン・ロックストローム(Johan Rockström、1965年12月31日 – )は、地球規模の持続可能性に関する分野で国際的に知られるスウェーデン出身の環境学者。ストックホルム・レジリエンス・センターの所長として12年を務めた後に、2018年10月にドイツに本拠地を置くポツダム気候影響研究所の所長となった
プラネタリー・バウンダリーとは?
プラネタリー・バウンダリー(Planetary boundaries)は、人類が生存できる安全な活動領域とその限界点を定義する概念である。地球の限界、あるいは惑星限界とも呼ばれる。プラネタリー・バウンダリーは、安全域や程度を示す限界値を有する9つのプロセスを定めている。人間活動が限界値を超えた場合、地球環境に不可逆的な変化が急激に起きる可能性がある。
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